食べ物の話

私は好きな人と好きな食べ物の話をするのは好きなのですが、あまり親しくない人と食べ物の話、特に嫌いな食べものの話をするのが苦手です。

なぜか。もし私が「◯◯あまり好きじゃないんですよね」と言ったとしよう。そうすると必ず◯◯を好きな人が「ええ?なんで?もったいない!◯◯美味しいじゃないですか!」とか言い出す。

◯◯を美味しく感じないから好きじゃないワケで、なので全然もったいなくないワケで、好きじゃないと言ってるものを「美味しいじゃないですか!」と言われたら会話が成立しない。「私は好きですけどね」なら成立するがどちらも楽しい気持ちにはならない。自分が好きなものを「嫌い」と言われたら面白くないだろう。ただその「嫌い」を否定される方だって面白くない。だから食べ物に限らず嫌いなものの話はしないほうがいいと思うのだが、人は嫌いなものの話を続けるのだ、全く生産性もなく面白くもなんともないのに。その時間にはなんの意味もない。(共通の嫌いな人の話とかは別だが)

 

あと興味のないものを薦めてくる人。あれもなんなのか。例えば私は韓国ドラマや音楽など韓国のエンターテインメントにはまったく興味がない。焼肉とか韓国の食べ物は好きだが、食べ物が好きだからと言ってドラマや音楽に興味あるとは限らない。なのに薦めてくるヤツ。「あまり興味がないんです〜」と逃げてもしつこく薦めてくるヤツ。

ブルキナファソというアフリカの国がある。行ったことはないし良く知らない。私はブルキナファソのドラマや音楽には興味がない。私にとってはブルキナファソのドラマや音楽と韓国のドラマや音楽は興味の無さ度では全く同列なのだ。その韓国ドラマを薦めてくるヤツにブルキナファソのドラマ薦めてやろうかと思ったが知らないのでやめておいた。

(ちなみに日本のドラマや音楽やアニメなどのエンターテインメントにも全く興味がない)

他人に何かをおすすめするのは気をつけたほうがよい。こちらは40を超えた大人で、自分の好きなもの嫌いなものは大体把握している。しかも自分の好きなものも消費しきれていない(積み上げたら結構な高さになる積読など)。他人のおすすめは大体迷惑である。

 

と、書いててイライラしたのか普段の「ですます」調ではなく書いてしまったがたまにはいいだろう。

ちなみにブルキナファソ、行けるなら行ってみたいです(ドラマや音楽には興味はないけど)