サウナでかんたんにととのう方法

10年ほど前にサウナにハマりました。その頃はサウナブームなんてなく、タナカカツキのマンガじゃない方の「サ道」すらなかったように思います。

ひとりで会社のあと色々なサウナに通いました。今はなき新宿のグリーンプラザで初めてその存在すら知らなかったロウリュに参加したときの衝撃は今でも忘れません。

サウナは水風呂の前戯、そう気づいたときにはあまりの気持ち良さに水風呂から出られなくなり具合が悪くなったこともありました。何事もやりすぎは良くないと気づいてからはそこそこ楽しめる余裕も出てきました。

タナカカツキやサウナ好きが水風呂後の休憩のときに訪れる快楽の時間を「ととのう」と言い出してなるほどなと思ったものです。

しかし北海道、東京、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡のサウナ目的の旅行に行ったり毎日のようにサウナに行ってると、たまに行くよりととのいにくくなってきます。

そんなとき簡単にととのう方法を発見しました。

 

まず普通にサウナと水風呂を繰り返します。自分の好みでよいと思いますが、あんまり浅すぎるとやはり深く快楽は得られません。そこそこ時間はかけたほうがよいかと思います。最後の水風呂を終えて外気浴するとき、イスに腰掛けたらまず目にタオルを当てるなどして視界は真っ暗にして下を向いてください。突っ伏す感じがベストですが、場合によっては具合が悪いと思われるので気をつけてください。時間は汗がひいて心臓の鼓動も完全に落ち着くまで、はっきり言ってテキトーです。なんとなく自分が落ち着いたな、と思ったらガバッと上半身を起こして、目は瞑ったままでよいのでタオルを外して瞼越しで目に光を当てます。勢いよく上半身を起こすと頭に血が送られ、目には太陽の光の刺激が届き簡単にキマります。瞼にはサイケデリックな映像が浮かびあがりあまりの気持ちよさに「ふひ」と謎の笑みしか出てきません。

お試しあれ。