ゴールデンウィーク最終日

ゴールデンウィーク最終日。しかし休職中の私には関係ありません。闇のゴールデンウィークはまだ続きます。

仕事をしていたら恐らく今日は鬱MAXで嫌で嫌でしょうがなかったのでしょうがこの怠惰な生活を続けられると思うと心臓の動悸も治まります。

休むと冷静に自分のことや将来が見えてくるとか言いますが、まだ全く見えてこず視界は最悪だ。どうしたらいいのだろう?でも正直めんどくさいしわからない、と言うのが偽らざる私の気持ちです。ほんと怠惰でダメな生き物だと思います。

ゴールデンウィークの間は買い物ついでの散歩、料理、ジョギング、読書くらいしかしていませんでした。町を歩いているとキラキラしたおそらく学生である若者たちがキャッキャしていて羨ましいやら憎たらしいやら。将来に何も不安を抱いておらず夢と希望がいっぱい(に見える)でしょう。実際のところはわかりませんし実は悩みいっぱいだとは思いますが表向きは楽しく暮らしていそうです。軽くて浅はかでチャラく見えるが休職中の身からすると自分より遥かにしっかりしているように見えるし、実際のしっかりしていると思います。自分が学生の頃はロクに将来を考えてもいなかったです。しかし同時にこの子たちが社会に出るとその中から何%の子は私のように仕事で鬱になることを考えるとかわいそうです。日本の将来は暗いし貧しくなる現実しかありません。そりゃ現実から目を逸らすためにオンラインの空間に逃げ込むわな、とも思います。しかしオフライン(現実)とオンラインの2世界で生きていたらどちらも良ければいいのですが、どちらかが悪かったらそれは救いではなく恐ろしいストレスになるし、どちらも悪かったら冪乗でのしかかってきて最悪です。現実では会社や人間関係のストレス、オンラインではSNSで人間関係のストレスを抱えると逃げ場がなくなります。

 

私はもう物欲もそれはどないし、90年代00年代とそれなりに楽しく遊んで暮らしてきたし、少しずつ衰退する日本をずっと見てきているのでまあこんなものかクソ日本と思っていますが、これから20代、30代という学生時代とは違う青春を過ごす若者がこうなってしまった希望のない日本で、景気の良かった時代の前向きな社会人経験なしで暮らしていくのはかわいそうだなとしみじみ思います。バブル世代の人はバブルを経験したからか妙な明るさとあっけらかんとした能天気さと強さがある人が多いように思います。経験した時代によってメンタリティにも関わってくることがよくわかります。私は90年代に青春を過ごした組ですがバブルが弾けて景気が悪いと言われていましたが今より遥かに良かったし、80年代の狂ったキラキラした明るさとは違うカラッとした個人主義の明るさ(と諦め)があったように思います。鬱屈としたNIRVANAの曲だって今のSNSまみれの暗黒の世界に比べると鼻歌を歌ってるようにさえ聴こえます。カート・コバーンは今の時代では更に生きられないだろうなと思う。

生きるのに誠実さよりもズル賢さだけが必要なギスギスした貧しい今の時代はつらい。